田口早生

生い立ち
和歌山県 有田郡 有田川町の田口耕作氏が、昭和53年に自園の興津早生(わせ)の中に、樹勢が強く葉が大きい樹を発見。
その後、育成・特性調査の結果、興津早生(わせ)に比べ、やや減酸が早く、果実品質も優れた枝変わり品種であることが確認されたので、種苗法に基づく登録申請をし、平成7年9月14日「田口早生(わせ)」として登録された。

特性
樹勢は強く、樹姿は開張性で、枝伸びは良好で葉は大きい。
結実性は良く豊産性で実付きも安定している。
果実の大きさは120g前後の中玉で、果形はやや扁平で玉揃いは良い。
果実の着色は、和歌山県において、10月上旬に始まり、11月上旬には完全着色となる。
果肉の成熟は減酸・増糖ともに興津早生(わせ)にやや先行する。
糖度は11月上旬に11から12度に達し、それ以降も上昇する。
クエン酸は、10月下旬に1%以下となる。
浮き皮の発生は少なく、じょうのう膜は薄く、肉質は、柔軟多汁で食味がよい。
収穫期は、和歌山県で11月上旬。

田口早生(わせ)

おすすめ商品

¥ 2,200 税込

商品コード: KAN0202

関連カテゴリ

  1. 柑橘-カンキツ-
数量